こんにちは、台湾在住WEB制作エンジニアのたいち(@taichi_kun51)です。
この記事では、
「コーディングはできるようになったけど具体的な営業方法がわからない」、「クラウドソーシング以外の営業方法が知りたい」
という方の悩みを解決していきます。
・関西外国語大学で英語を学ぶ
・アメリカ ユタ州立大学へ留学
・京都大学 大学院で認知言語学の研究
・某大手学習塾で英語教師兼教室長を務める
・台湾の日本語学校で日本語教師兼広報課課長
・現在はWEB制作エンジニアとして活動中
すでに300名以上が受講しており、高評価も多くいただいています!
WEB制作案件の営業先
クラウドソーシングを除くと、WEB制作案件の営業先は大きく分けると以下の2つです。
上記の他にもSNSを活用したり、Yentaなどのビジネスマッチングアプリを使えば案件獲得に繋がることがあります。
知人に声をかけてみるのもいいでしょう。
ここからは具体的な営業方法について解説していきます。
WEB制作会社への営業方法
魚を買いたい人は魚屋に行きます。
肉を買いたい人は肉屋に行きます。
となると、いちばん多くWEB制作案件が集まってくるのはやはりWEB制作会社や広告代理店です。
最近はフリーランスも認められるようになってきたので、社内リソースだけでは案件が回りきらないWEB制作会社は案件の一部を外注するようになってきています。
なので、直接WEB制作会社に
「コーディングでお手伝いできることはありませんか」
と問い合わせるのです。
ステップ1
WEB幹事など、多くのWEB制作会社が登録しているサイトを開きます。
いちいちGoogle検索からWEB制作会社を探すより遥かに効率的です!
地域、実績、特徴などから制作会社を絞り込むこともできます。
ステップ2
例えば今回は「北海道」で絞り込みを行ってみました。
すると北海道で展開しているWEB制作会社がずらりと出てくるので、会社名の部分をコピーしてGoogle検索で会社のHPに行きます。
Web幹事の中で会社名をクリックすると、見積もりのページに飛んでしまいます。
(「HPを作りたい」と思っている会社が相見積もりを取るためのサイトなので当然ですね。)
ステップ3
制作会社のHPに飛んだら、会社概要や事業内容に目を通します。
自分と相性が合っていそうであれば、お問い合わせフォームもしくは採用フォームから「コーディングでお手伝いできることはありませんか」という旨のメールを送信していきます。
やることはたったこれだけです。
※注意点
-テンプレ感が出ないように
-会社の事業内容に目を通す
-リストを作成しておく
心構え
絶望感に苛まれる前に言っておきますが、返信が返ってくる確率は20%以下だと思っておいてください。
WEB制作会社は毎日多くの営業メールを受け取っています。
そんな中、あなたのメールを開いてくれる確率は低く、さらに返信してくれる可能性なんてもっと低いです。
じゃあどうすればいいのか。
量をこなすしかないんです!!
僕は毎日最低でも15~20通は送っていました。
過去にはこんな生活を3か月以上続けていたので、合計すると1,000通以上は確実に送っています。
ビジネスマナーを守った上で、「この人面白そうだな。」と思ってもらえるような件名、本文にしましょう。
15通くらい簡単そうに思えますが、これが結構時間がかかるんです。
クラウドソーシングで送信を代行してもらえるサービスもあるので、時間がもったいないと感じる方は外注してみてもいいかもしれません。
ランサーズで調べるエンドクライアントへの営業方法
エンドクライアントとはすでに何らかの商品やサービスを提供している方のことで、ここに対して行う営業のことをエンド営業と言います。
エンド営業の一番のメリットは、WEB制作会社などを仲介しないので報酬が全て自分に支払われることです。
対してデメリットは、仲介がいない分、WEB制作だけでなく取引に関わる業務の全てを自分一人で対応しなければならないということです。
以下、3ステップでエンド営業の方法を紹介します。
ステップ1
業種を絞る。
WEBサイトにはある程度型が決まっています。
ケーキ屋なら可愛くてポップな雰囲気、税理士なら真面目で権威性が示せる雰囲気など、業界ならではの「ふさわしさ」があります。(予備校のHPがフワフワした感じだと不安になりますよね?)
エンド営業の場合、クライアントはすでにホームページを持っていることが多いので、基本的にはリニューアル案件となります。
業種を絞ることで、どのようにリニューアルすればいいかについての提案文がテンプレ化できるので営業活動を効率よく進めることができます。
参考サイトやワイヤーフレームも同じものでOKです。
ステップ2
ポータルサイトがあればリストを取っていきます。
WEB幹事からWEB制作会社のリストを集めた時と考え方は同じです。
ポータルサイトがなければGoogle Mapで「(場所)(業種) ホームページ」などと検索を行い、順番にHPを開いてリスト化していきます。
ステップ3
既存のサイトを見てリニューアルが必要と感じたところに営業をかける。
見るべきポイント
・スマホ対応ができていない
・なんとなく古い感じ
・SNSやLINEアカウントと連携されていない
また、商品やサービスが複数ある場合は1つに特化したランディングページ制作を提案するのも1つの手です。
エンド営業も基本的には返事は返ってこないので、量をこなしていきましょう。
クライアントが欲しいのは…
過去の記事でも何度か書きましたが、クライアントが欲しいのはかっこいいウェブサイトではなく、売り上げ、ブランディング、認知の拡大です。
これが意識できていないと営業は「押し売り」になってしまいます。
HPをリニューアルしたら何ができるのか、LPを制作したらどうなるのか。
具体的な未来を示してあげてください。
そうすれば、営業はクライアントの人生をよくするための「提案」に変わります。
すでに300名以上が受講しており、高評価も多くいただいています!