先日、Code+の受講生に以下の案件を紹介しました。
発注内容
最終的に、20000円で発注させていただいたのですが、実はこの案件を通してクライアントからいただいた金額は60,000円です。
じゃあ残りの40,000円はどこに行ったのかということですが、その内訳は以下のようになっています。
【報酬金額内訳】
・デザイン:20,000円
・ディレクション:20,000円
・コーディング:20,000円
今回僕は複数の案件を抱えていた+デザインはあまり得意ではないので、デザイナーさんに20,000円で外注しました。
そして上がってきたデザインをCode+の受講生にコーディングのお願いをしました。
つまり僕は、デザインもコーディングもしていないということです。
にもかかわらず20,000円を受け取ったということです。
これがディレクションというポジションです。
このように書くと、「ディレクションはズルい」「楽をしている」と思われそうですが、そうでもありません。
【ディレクションの業務内容】
【ディレクションの業務内容】
・営業活動、提案、見積もり、スケジュール管理
・クライアントとの打ち合わせ
・デザイナーとの打ち合わせ
・コーダーとの打ち合わせ
・デザイン、コーディングのチェック
ディレクションはクライアント、デザイナー、コーダーを繋げる仲介役です。
納期に遅れないようスケジュール管理を行ったり、クライアントの要望が形として実現できているか確認したり、場合によっては何度も打ち合わせを行うこともあります。
つまりディレクションというポジションに就けば、デザインやコーディングのスキルがそれほどなくてもWEB制作案件はこなせてしまうのです。
クライアントはWEB制作についてほとんど知識を持っていません。
LPをどんな構成にすればいいのかも分かっていません。
WEB制作の流れを理解している上で、分かりやすいコミュニケーションと、仕事をする上での最低限のマナーができていればディレクションは務まります。
※実際には仕事だけ取ってきて、ディレクションまで外注する方もいらっしゃいます。
最低限のマナー
・即レス
・納期を守る
・細めな進捗報告
今回は主にディレクションというポジションについて説明しましたが、外注するというワザも覚えておくといいかもしれません。
あまり得意でないことに時間を割きすぎると、それだけで時給は下がっていきますからね。
得意なこと、自分にできることに注力しましょう。
すでに300名以上が受講しており、高評価も多くいただいています!